裏磐梯風景写真  【一番良いもの】

「一番良いものの撮れる撮影ポイントを教えてほしい。」という電話をよく頂きます。何が撮りたいのですか?滝ですか、沼ですか?と聞くと大抵の人は何でもよいから『一番良いもの』をと言います。気持ちはわからんでもないけれど、『一番良いもの』は人それぞれに違いますヨネ。

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シャッター速度も、絞りも、ホワイトバランスも、撮影条件や撮影意図によって異なることはご存知の方は多いのですが、『一番良いもの?』は撮影場所にも、撮影天候にも、撮影時刻によっても、更に言えば撮影者の好みによっても異なることをご存じない方が多いのですナ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【自分の写真】

裏磐梯の地形と言えば、滝に渓流、沼に湖、山に湿地といろいろありますし、更に春のイメージはといえば、新芽、新緑、ブナ林、水芭蕉,山桜、九輪草、山菜、雑草、等々これまた多種多様。素材は沢山あるので春の裏磐梯を表現するのは簡単なはずなのだけれど、これでけっこう難しい。カメラのシャッターを押しさえすれば写るはずなのに、シャッターを押しただけでは伝わる写真にならないことが多い。そんな訳で有名ポイントに行くカメラマン氏が多い。有名ポイントではシャッターを押しさえすれば一応絵ができる。けれど、どこかで見た様な写真がほとんど。

480A2755-h-sssしかし、それでもけっこう満足するカメラマン氏も多い。従って有名ポイントはいつも混んでいる。「いいじゃありませんか。本人が満足できればそれで」という御仁がおられる一方、「どうだ!と言って他人に自慢できる写真の撮れる場所を教えろ」とおっしゃるベテラン氏もおられる。たかが写真ではあり、されど写真でもあるのでしょうが、とにかく、どこに行っても被写体くらいはご自分で探しましょうネ。それが自分の写真と呼べるものの第一歩なのですから。

 

 


裏磐梯風景写真  【高速!行春】

GW空けでも残雪の有った裏磐梯も、気が付くと残雪は姿を消し、例年なら初夏の花が咲きはじめておりますヨ。今春の季節の進行のなんと早いことか!。 480A2715-s  仕事に忙殺されている人間は季節の移ろいを猛烈に早く感じるそうですが、今年は、仕事に忙殺されている訳でもない人間にも季節の移ろいを早く感じてしまいますナ。

 

 


裏磐梯風景写真  【快晴は何時まで続く?】

GW以降もお天気の良い日が続き、植物も野生動物も人間様も快適で幸せな日が続いておりますナ。

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いつまでも続いてほしい快晴日ではありますが、幸せはいつまでも続かないというのが世の常なのでありますヨ。自然の摂理に反しない程度に、適度に移ろってほしいですネ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【新緑と残雪】

今春は残雪が多く、かつ高温日が多いせいか、残雪の中の新緑がきれいですネ。大半の観光客は道路を車で走り回るだけで満足して帰ってしまうのですが、残雪の森に入って見られる風景もあるんですヨ。

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大げさに言うと、自然の好きな人だけが巡り合える風景ですかネ。

 

 


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