暖かな日が続き、随分残雪が融けて雪崩を引き起こしておりますが、残雪の下からフキノトウが顔を出しておりました。顔を出したばかりのフキノトウは人間の親指ほどの大きさで、残雪が解けて、フキノトウからから離れるほどフキノトウは大きく成ります。
フキノトウだけならば、全国いたるところでみられるのでしょうが、残雪とフキノトウのデュエットは雪国ならではの小さな春風景ですネ。
暖かな日が続き、随分残雪が融けて雪崩を引き起こしておりますが、残雪の下からフキノトウが顔を出しておりました。顔を出したばかりのフキノトウは人間の親指ほどの大きさで、残雪が解けて、フキノトウからから離れるほどフキノトウは大きく成ります。
フキノトウだけならば、全国いたるところでみられるのでしょうが、残雪とフキノトウのデュエットは雪国ならではの小さな春風景ですネ。
「暖かな陽射しと美しい花々」は春の代名詞ではありますけれど、自然は春だからと言っても絵に描いたような「春風景」を気前よくは見せてはくれませんネ。
当然のこととして、天気には.良い日もあれば、悪天候の日もあります。いつもいつも「春うらら」ではありません。しかし、そんな悪天候の日にしか見えない「春風景」もありますヨ。観光客氏はもちろんですが、多くのカメラマン氏も見ようとはしませんけれど,見ようとする人には見える風景ですナ。
世間では桜前線が北上しておるとのことでありますが、残雪に覆われた裏磐梯では、桜はまだまだ先です。少しづつ雪も少なくなり、水芭蕉が見られるようになりましたヨ。とはいえ、どこでもかしこでも見られるわけではなく、早い時期に咲きはじめるところでは咲きそろっていますが、花の小さな先端しか見られないところもありますし、残雪に覆われているところでは、まだ芽吹きさえも見られません。が、裏磐梯でもそろそろ春の息吹を感じられる季節になり始めているということの様ですネ。
お天気の良い日には野鳥が鳴き交わし、春めきを感ずる裏磐梯ではありますナ。
東京では4月の降雪だそうですが、裏磐梯では積みあがった雪が毎日融け続けているものの、未だに雪が有ります。暖かく晴れた日は雪がドンドン融けて、大きな沼や湿地の様になり、青空を映り込ませております。
天気の悪い日も、雪は降らずに、雨が降りますと、雪融けはさらに進みます。
が、まだまだ雪があるのです。ひたすら雪融けの裏磐梯デス。
3月初旬、裏磐梯では猛烈な雪が降り続け、数日で数メートルも積み上がり悲鳴を上げておりましたが、3月下旬は降雪は全くなく、晴があり、雨があり、連日、暖かな日が続き、猛烈な勢いで、数メートルの雪解けが進みました。一体あの降雪は何だったのかと思わせる天候激変の3月でありました。
4月の今は、ひたすら雪解け風景の裏磐梯。春の兆しは簡単には見出せませんが、雪の下からフキノトウが顔をのぞかせ、野鳥の声が聞こえると、春が間近いことを感じますヨ。