裏磐梯風景写真   【気がつけば秋の風】

お盆を境にして、窓の外からはカエルの鳴き声やセミ等の夏の虫の声から、秋の虫の声に変って行くのが聞き取れました。ペンションレラの夏の繁忙期間は、自然を見に行く暇が有りませんでした。繁忙期も終わったので、久しぶりに外へ出かけてみました。

外に出てみるとそこここでススキが穂を開き、アキノキリンソウが咲いておりました。夏の雲の間から秋の雲が見え始めております。今年、お盆の始まる直前まで、涼しい雨が降り続き、お盆になるとすぐに、高原の夏の天気になり、お盆が終わった途端に、秋の風が吹きはじめました。何とも、はっきりしてるというか、極端というか、短い夏でありました。朝夕方は寒い位ですので、これからは晩夏から初秋への風情を色濃くして行くのでしょうナ。

 

 

 


裏磐梯風景写真   【夏空】

 本当に長かった梅雨が終わり、夏空になりました。気温も高原夏温度です。大量雨のおかげで沼も湖も満々と水を蓄えております。この雨水の為に、カメラマンもキャンパーも釣り人も花芽に近寄れず、踏み荒らさなかったので、湖岸や湿地などではエゾミソハギが沢山咲いております。涼しい梅雨が続いていたので、山野ではヤマユリやウバユリ等の山野草が咲き誇っております。いよいよ涼しく気持ちの良い高原の夏が始まりました。

 ペンションでは、雨のために遅々として進まなかった、夏の準備を一気に進めております。

夏の繁忙期のために、しばらくブログはお休みです。皆さん良い夏休みを!

 

 

 


裏磐梯風景写真   【見上げてごらん】

毎日のように雨が降るため、朝焼けや夕焼けがなかなか見られません。晴れた日には積乱雲が出ますので、朝焼けや夕焼けにはならんのです。つまり今時は晴れても雨でも、朝焼けや夕焼けは見られんということですナ。

先日、どうしたタイミングか黒い雲間から少しだけ夕焼け空が見られました。「お久しぶりですね」と挨拶をしたくなるほどの御無沙汰なのでした。『雨の降る日は天気が悪い、雨が降っても撮影は出来る』と言う人にだけの出会いなのでありまスヨ。

 観光のお客様は日中が晴れていればOKなので、夕焼けなどに関心はなく、まして早朝は白川夜船ですので朝焼けも気がつきません。 それでも雨が降らなければ蛍を求め、夜空に満点の星が有れば空を見上げますが、ねんがら空を眺めているのはカメラマンと釣り人ばかりで、嘆き節が聞えるのはカメラマンだけですネ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【雨降り続き】

毎日、涼しいですが、雨も、毎日降り続けております。学校では夏休みに入ったのでしょうが、観光客も写真客も釣り客も姿をほとんど見かけなくなりました。何処へ行ってもゆっくり撮影出来るんですが・・。

 

東北地方では毎日の雨で川が濁り、上水道も濁って使用できなくなるところも出てきているようです。裏磐梯の飲料水は湧水の採取なので安心なのです。裏磐梯の川でも足の長い川はやはり濁りますが、源流近くの渓流は水量は増えても、濁ることはほとんどありません。しかし、川の中は石が走り、渦が強くなり、お魚さんは大変でしょうナ。この雨は何時まで続くんでしょうかネ?。野性動植物達も人間様も長雨には飽きが来ていますヨ。

 

 

 


裏磐梯風景写真   【雨降りと花火】

よく飽きもせずに、雨が降っております。山形県との県境の裏磐梯は、山形県や新潟県の天候に良く似ております。今年は、何時梅雨が開けるのか予想がつかないほどに、雨が降り続けております。毎年、梅雨時に『裏磐梯火の山まつり』なるイベントが行われます。明治の磐梯山噴火犠牲者の慰霊祭ということになっており、花火が打ち上げられるのです。

花火と言えば、暑い夏と言うのが一般的な日本の感覚で、浴衣に団扇と言う小道具がつきものなのですが、ここ裏磐梯では、梅雨時のイベントでありますので、涼しい雨降りになることが多いのですヨ。雨の日の花火はほとんど見えなくなり悲惨なのでありますが、色々と都合が有りますので、花火がはじまってしまってからの、多少の雨は、無視をして行われます。幸いなことに、本当に幸いなことに今年は雨に降られずにすんだのでありますナ。随分と涼しい中での花火鑑賞なので、冷たいビール等はなかなかすすまないのでありまして、皆様、お静かに御鑑賞遊ばされておりました。

 

 

 

 


1 130 131 132 133 134 135 136 151