冬は、雪が降るのだから、当然のこととして晴れ渡る日が少なく、朝焼けする日は尚少ないのだけれど、空の晴れない事を嘆くカメラマン氏は多いですネ。嘆きつつ、どんよりした空を眺めておられますナ。ないものねだりをするよりは、気持ちを切り替えて、別の被写体を探してはどうかと思うんですよ。心を引かれる被写体は幾らでも有るんですもの。ナニ?心ひかれる被写体が見つからないので教えてほしい?。 被写体は自分で見つけるものだと思いますが・・。ナニ!被写体を教えてくれる「先生」がいるですって!。だってその被写体は「先生」の感性で見つけたもので、あなたの感性で見つけたものではないじゃありませんか。だいいち、その「先生」がインチキ先生だったら、その「先生」が三流以下の「先生」だったら、あなたはインチキ作品しか作れなくなりますし、三流以下の作品しか作れなくなってしまいますよ。三流のまねはしない方がいいと思いますヨ。
裏磐梯風景写真 【雪やこんこ♪】
毎日雪が降っています。毎日除雪作業をしております。雪は融けてしまえばただの水ですが、融けるまでは、中々厄介な代物です。除雪作業をしなければたちまち生活の妨害物になってしまうのは、先日の都会での降雪騒ぎでのとおりです。裏磐梯では、除雪車が毎日走り回り除雪をして、生活道路を維持しております。もちろん雪は道路にだけ降るのでは有りませんので、戸外で何かをしようとすると(例えば玄関から外へでようとすると)そのたびに除雪をしなければ、歩くこともできません。強い雪が降っている時は除雪をした所も、すぐに雪で埋まってしまいます。そのたびに、雪国の住人は恨めしげに空を見上げても、黙々と除雪作業を致さねばなりません。「雪やコンコ♪」、「雪の降る街を♪」、等など、雪にまつわる、歌やメロディは、雪国住人の気持ちのほんの少しの面しか表現してはおりません。雪が降らないとスキー場は成り立ちませんし、スキー&スノボ客を宿泊させる宿も成り立ちません。雪景色を撮影する風景写真も成り立ちません。そんな訳で雪国住人は、黙々と除雪作業をする訳ですナ。
裏磐梯風景写真 【都会で雪が降ると?】
大都会で十数センチの雪が降り、道路機能がマヒしているとTVが放送していた頃、裏磐梯も数十センチ大雪が降り、除雪車がフル稼働をしていました。ペンションでもオーナーがホイールローダーで終日除雪作業に追われておりました。その頃、風の当たる森の中では、樹氷が出来るほどに吹雪いておりましたヨ。都会で雪が降ると、裏磐梯では樹氷が出来ると言う事ですかね。
裏磐梯風景写真 【素敵な被写体を撮影するんです】
有名撮影地ばかりを、撮影したがるカメラマンがいます。カメラマン:「曲がり沢沼」はどうですか?。オーナー:『今はただの雪原です』。カメラマン:「細野」はどうですか?。オーナー『今はただの雪原です』。カメラマン:「不動滝」はどうですか?。オーナー:『雪の中のただの滝です』。カメラマン:「しぶき氷」はどうですか?。オーナー:『今はただの団子氷です』。カメラマン:『・・・・・』。
それよりも、ペンションレラオーナーがご案内する撮影地へ行きませんか?。有名撮影地では有りませんが、ステキな風景撮影が出来ますよ。
裏磐梯風景写真 【それなりに風景】
冬は、お天気の良い日も有れば、それよりももっと多くの悪天候が有るのが裏磐梯。お天気の悪い日がなければ、決して、「絶好の雪景色」は出来得ないのです。が、ほとんどの写真撮影客も、スキー客も、観光客も、悪天候に出会うと渋い顔をします。お天気が悪い時はそれなりに遊び、それなりの被写体を見つければいいんですガネ。