裏磐梯風景写真   【冬の終わりが始まる】

3月になって、暖かな日と寒い日が入れ替わりでやってきています。暖かな日は晴れるか雨、寒ければ湿っぽい雪が降ります。日の出や日没は晴れた日の方が、太陽を見られる確率が高くなるのですが、暖かな太陽に照らされて融けだした雪の表面は汚らしくなってしまいます。暖かな天気の悪い日は雨降りにもなりますので、「何を撮影したら良いの?」ということにもなります。

カメラマン諸氏は晴れると大いに喜ぶのですが、雨が降ると萎れる姿も見かけます。又あまり感動もしてなさそうに雨の雪景色を撮影している姿も見かけます。自分が感動してシャッターを切っていても、他人に感動を伝える写真を作れない事はカメラマンなら経験することですが、ゼーンゼン感動もしていない被写体を撮影した写真が他人様を感動させる訳もないのに、無理やりシャッターを切っている姿もお見受け致しますナ。3月は暖かく晴れる日も増える一方、雨降りや雪融けも進むので、やって来るカメラマンも喜び組とうなだれ組に極端に分かれますネ。そろそろ冬の終わりが始まった裏磐梯ですヨ。

 

 


裏磐梯風景写真   【有明の月?】

暖かくお天気の良くない日々が続いています。いよいよ 冬の終わりの始まりの季節ですナ。

「あさぼらけ」はとっくに過ぎて、白雪は湖を被ってはいるものの、氷模様になり、「吉野の里」ではない裏磐梯では『有明の月』の様な太陽が顔を覗かせておりました。

お天気の良くない、冬の朝の、ほんのひと時の風景でありました。

異常天候の昨今、今年の冬の終わりはどうなって行くのか心配ではありますネ。

 

 


裏磐梯風景写真  【地上の天国】

 「嵐の日が有れば晴れる日も有る」と言うのが自然の摂理であり、「嵐の日がなければ晴れた日は美しくはない」と言うのは雪国の「冬の真理」でありますヨ。

雪国の「冬の真理」に従って、嵐の後で、美しい晴になりましたナ。こういう日は、『地上の天国』等と言うのは大げさではない気持ちがしますネ。

 

 

 


裏磐梯風景写真   【風の足跡】

暴風の最中はうっかり外を出歩くと遭難することさえ有ります。暴風の去った後には、風紋が残り、風の通り道がわかります。風紋は砂丘にだけ出来るのではないのですヨ。強い風は広い場所にも足跡を残し、谷の様になっている地形には弱い風でも風紋を残して行くことがあります。

暴風は地吹雪を起こし、動物達の足跡を全て消し去り、自分の足跡だけを残して行くのです。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【暴風】

普段は雪がほとんど降らない関東や太平洋岸地方が雪で大騒ぎになっている先週末、裏磐梯では降雪はわずかですが、暴風が吹いておりました。地吹雪が舞いあがり,景色が霞んでおりました。

流石にスキーや写真撮影のお客様からは御宿泊のキャンセルがありましたが、ワカサギ釣りのお客様は来られました。氷上小屋の中て釣るのだからお天気は関係ないとのこと。撮影にもそんな小屋が有ると便利そう。家の中から外を撮影している様なものでしょうからね。風景もワカサギの様に向こうが回遊して来てくれるならの話ですがネ。

 


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