不動滝にも色々ありますが、小野川不動滝は、落差25メートル程の美しい滝です。駐車場から20分ほどでゆけますが、対岸に行って、写真の様に撮影するには、大きく回り込んだ駐車場から往復1時間半程歩かねばなりませんでした。今年、滝前にある旧トロッコ線路跡の橋げたの上に、しっかりした橋が出来ましたので、簡単に対岸での撮影が出来るようになりました。
行政がカメラマンの撮影のためにだけに、こんなに立派な橋を作るわけは有りませんので、大勢の観光客誘致が目的であるのは明白です。立派な道路や、橋が出来て、便利になるのは撮影者にも有難いことですが、大勢の観光客でごった返すことになれば、 撮影どころではなくなります。ニッコウキスゲ咲く雄国沼や紅葉の五色沼の様になると撮影どころではありません。日本人は「猫も杓子も」と言う諺が大好きな民族の様です。春の花見山しかり、『八重のさくら』効果での会津若松鶴ヶ城しかりです。一挙に大勢の人が集まり、観光客にとっても、カメラマンにとっても、痛し痒しにならないことを願いますナ。