裏磐梯の晴れる日は木々はもちろん花も滝も渓流も沼も山も全てが「きれいに」見えますヨ。変哲のない草さえ「きれいに」見えますナ。花だけ、滝だけ、渓流だけ、沼だけ、山だけが「きれいに」見える訳ではないのですネ。
「きれいに」見えないのは人間社会だけなのですかネ?。
風景写真ライブラリー
2018年05月一覧
裏磐梯の晴れる日は木々はもちろん花も滝も渓流も沼も山も全てが「きれいに」見えますヨ。変哲のない草さえ「きれいに」見えますナ。花だけ、滝だけ、渓流だけ、沼だけ、山だけが「きれいに」見える訳ではないのですネ。
「きれいに」見えないのは人間社会だけなのですかネ?。
晴れた日には新緑が輝いて水面に美しく映えるようになりました。水鏡です。
「鏡のような」という心の内。最近は、政治家も官僚も教育者も本当を言わなくなりましたナ。本心を言うとウソがばれたりハラスメントやいじめになってしまうらしい。鏡に映った己を見せられるのは自然だけみたいですネ。
ブナ林の中の残雪のある小さな水溜りにイモリが産卵しておりました。ブナ林には雨が降り霧が漂っております。人間に邪魔されない林の奥で生き物たちはひっそりと次の世代に命を繋いでいるのですネ。
春はいつも、きれいで、うららで、穏やかで、心地よく、優しい、といいのですが、全ての皆様が喜ぶような春の日がいつもいつもあるわけではないのですネ。都会では記録的な暑さの春があるように、こちらでは観光客が震え上がるような春の日も有るのですナ。
「観光客の方々が思わず裏磐梯に来たくなる情報発信が大切」と言う観光関係者が多いのですが、自然は人間に都合のよいことばかりをしてはくれないのです。しかしそれが更に裏磐梯の魅力を引き上げてくれることも有るのですが、多くの方が気が付かないのですヨ。
都会ではすでに真夏日になる日もあるとか。裏磐梯では春が激しい勢いで進んでおります。残雪が溶けるのと、木々が新緑になるのとの競争です。新緑になる前に雪が消えてしまうのか、雪が消える前に新芽や新緑が萌えたつのか。風景写真を撮る者には興味深々ではあります。毎年それぞれの速度が異なりますので、風景は毎年異なるのですヨ。
それにしても雪が早く溶けて、生育に良い場所にある木々と雪がいつまでも溶けずに中々生育できない木々とでは生育条件は同じでは有りません。自然は公平では有りません。不公平な条件の中でも野生生物たちはガンバッテ生きているのですナ。実は人間社会もそうなのかもしれませんネ。