裏磐梯は晩秋を省略して初冬景色になりました。
ペンションレラの『2017~18白銀の裏磐梯風景撮影フォトガイドツアー』が12月15日から始まります。ツアーチラシは写真ギャラリーに展示してありますので、ご覧ください。
今年は雪が降るのが早かったので、雪には恵まれそうですネ。
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2017年11月一覧
裏磐梯は晩秋を省略して初冬景色になりました。
ペンションレラの『2017~18白銀の裏磐梯風景撮影フォトガイドツアー』が12月15日から始まります。ツアーチラシは写真ギャラリーに展示してありますので、ご覧ください。
今年は雪が降るのが早かったので、雪には恵まれそうですネ。
晩秋景色から一挙に冬景色になった裏磐梯です。山ばかりではなく、ペンション周辺も雪まみれですし、沼も池も一挙に氷結いたしました。さすがに深さのある桧原湖はまだ結氷しておりませんが、曾原湖は結氷しかかっておりますし、小野川湖や、秋元湖のワンド部分には氷が有ります。裏磐梯にお越しになるときは,冬支度でおいでくださいネ。
冬心の準備ができていないまま突然真冬に放り込まれた身としては、早急に心身を冬モードに変換しなければなりませんナ。
晩秋の降雪は降っても数センチから10センチ程度で、大抵は日中に融けてしまい、20センチも積もれば大騒ぎなのですが、今回は一晩で50センチも積もってしまいました。冬支度が完了していない裏磐梯では、除雪や冬支度に大慌て,大わらわです。晩秋は一挙に真冬に衣替えですヨ。
道路は除雪車が除雪をしてくれますので、車は通行可能ですが、遊歩道は誰も除雪をしませんので、散策をするにも撮影をするにも、腰まで積もっている雪を自分でラッセルをしなければなりません。又はラッセルをする奇特な人が現れるのを待たねばなりません。あるいは雪が融ける日を選んで再来しなければなりませんナ。
振り返ってみると、観光であればそんなに不満は出ないのでしょうが、写真撮影的に見れば今年の紅葉は、時期によって、場所によって出来不出来が激しく、ガイドなしに撮影作品作りは難しかったのではなかったかと思います。
毎年のことですが10月になると「今年の紅葉はどうですか?」というお問い合わせを頂きます。春になると「今年の桜はどうですか?」というお問い合わせをいただきます。そして今頃になると「今年の雪はどうですか?」というお問い合わせが有ります。いずれも『よくわかりません』とお答えしております。自然のことは、なって見なくてはわからないのですから。時期になって、ロケハンをして、はじめてわかるものなんですネ。あらかじめ予想ができるほど自然は甘くはありませんヨ。
裏磐梯には何か所かブナの林があるのですが、今秋は天候不順のためか、きれいに紅葉した林がある一方で枯れ葉が目立つ林もあり、場所によって紅葉の出来不出来に差ができ、更に紅葉の変化が1日で変わってしまう事もありましたので、撮影地を選ぶロケハンに苦労しましたヨ。「いつでもどこでも例年通り」ではない昨今の季節変化には特に苦労しますナ。
行きあたりばったりの有名撮影地行ではシャッターをいくら押しても、作品を作るのが難しくなりますネ。被写体の良し悪しに関係なく、皆でワイワイとシャッターを押すのもそれはそれで楽しいのですが・・。