2017年08月 一覧

裏磐梯風景写真  【晩夏がやってきた】

西日本では残暑が厳しい様ですが、こちらでは真夏はいつだったっけ?と考えなければならないほど、涼しい日々が続き、すでにススキが穂を開き始め晩夏の風情です。虫たちがせわしげに鳴き始めました。今年の不順な夏はもうすぐ終わるようですが、秋は順調にやって来てほしいものですネ。

地上では相変わらず人間たちが騒がしくしておりますヨ。人間は自然の力の前ではさほどの力もないくせに、お騒がせすることは得意なんですナ。

 


裏磐梯風景写真  【エゾミソハギ】

今夏は多雨冷夏ですが、高原の野生の花々はけなげにも咲いておりますヨ。夏の水辺の花の代表といえばエゾミソハギです。今夏の多雨冷夏は水辺の花にとってはそんなに悪くはない自然環境であったようで、よく咲きました。更に加えて今夏は観光客やカメラマン氏やキャンパー氏や釣り人が悪天候のために全体的に少なかった中で、水辺に入り込んで花々を踏み荒らす人が比較的に少なかったのも幸いしているようです。

農作物の不作が心配されている中で、野生種の花々が健在であることは元気づけられますナ。

 


裏磐梯風景写真  【ネジバナ】

今夏は雨が多くヤマセが吹き寒い夏です。農作物の生育が良くありません。逆にそれが幸いしてか今夏ペンション芝生に多数のネジバナが咲き出しました。蘭の一種であるこの花は茎の周りをらせん状にピンクの花が咲き登る独特の形をしております。

女性は「カワイイ!」とほほを近づけます。男性は「螺旋はまるで人生の様だ」と宣い、あくまで哲学的であります。花への関心は人の心を反映させます。ひとの心は社会状況を反映するといわれます。今の社会状況は如何なのでありましょうかネ。


裏磐梯風景写真  【インスタ映え】

昔は湿地や川べりなどで、普通に見ることのできたガマも、最近は埋め立てや開発でめっきり少なくなりました。『ガマの穂綿にくるまれば♪』という童謡の歌詞も今の子供にはイメージしにくいのではありませんかネ。(今の大人も難しいか?)

 

 

最近は若い観光客の方から『インスタ映えする写真の撮れる場所を教えて』とご要望を頂くことが有ります。高齢の風景撮影カメラマン氏から『皆が凄い!という写真の撮れる場所に案内して』とリクエストされることは昔から有りました。若い、高齢に関係なく、他人からの賞賛を目的に撮影するというのはいささか動機が不純?な気がするのですが、昔も今も変わらないということデスネ。賞賛であれ、けなしであれ、やっかみであれ、作品に対する結果評価ですので、『はじめから高評価される写真の撮影できる場所』などはあり得ないのですが、多くの方が観光写真の有名撮影地や風景写真の有名撮影地等を『インスタ映えする写真の撮れる場所』とか『皆が凄い!という写真の撮れる場所』だと思っているようですナ。

 


裏磐梯風景写真  【夏休み】

裏磐梯もようやく夏らしくなりました。雨が終わると突然,夏になるのでありますヨ。一体夏はどこからやって来るのでありましょうかネ?。日頃、身過ぎ、世過ぎの生活に追われていると、季節を感ずる暇もなく時間が過ぎてゆき、ある日突然に季節の移ろいに気が付くことがありますナ。

夏休みは、耳や目を季節の移ろいに傾けてみる良い機会なのでありますネ。


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