今年は湖の氷もなかなか溶けずにいましたが、最近ようやく溶けました。溶けてなくなる少し前には流氷のような氷を見ることが出来ました。
浮つ漂う氷はやがて消えてなくなるのですが、消えるまでのわずかな間、宝石のような輝きを見せておりました。いまだに桜が咲かない裏磐梯でも、春が遅いと良いこともあるんですネ。
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2017年04月一覧
今年は湖の氷もなかなか溶けずにいましたが、最近ようやく溶けました。溶けてなくなる少し前には流氷のような氷を見ることが出来ました。
浮つ漂う氷はやがて消えてなくなるのですが、消えるまでのわずかな間、宝石のような輝きを見せておりました。いまだに桜が咲かない裏磐梯でも、春が遅いと良いこともあるんですネ。
裏磐梯では、春めいた日差しがさし始め、雪が融けてきて、日増しに増えてきた野鳥の声に耳を澄ますことが多くなっておりますナ。文字通り早春景色ですヨ。
ところで、昔は、東西対立の緊張が緩んでくることを「雪どけ」と表現しておりましたが、最近は緊張が緩むことがありませんナ。「雪どけ」の嫌いな人間が増えているということですかね?。
今頃の渓流は雪どけ水が奔流となって流れます。雨が降ったりするとさらに増水し激流となります。渓流ばかりではなく、沼に注ぐ水路も増水し、その結果、沼も湖も水が増えて岸辺に近づけないほどの水量になる事もあるのですナ。
今の時期、沼や湖の上流の溪では雷鳴のような音を立てて激しく雪どけ水が流れております。この音もまぎれもなく『山間雪国の春の音』なんですヨ。
雪が融けてくるとフキノトウが顔を出し、木々に新芽が見え始め、渓流の水量が増え、野鳥の声が聞こえ始め、目でも、耳でも早春を感じられるようになりますナ。
春一番に出会わなければ、桜を見なければ、春ではないという方には早春は見えないし、感じられないでしょうネ。
降雨が多くなり、雪解けが進み、加えて春の嵐もやって来て、所によっては、水芭蕉も咲き始めました。野鳥の声も頻繁に聞こえるようになってきました。
まだ、ほんの一部ですが、春の姿がチラホラ現れてきました。これからが楽しみですナ。