2017年03月 一覧

裏磐梯風景写真  【北帰行】

暖かな日と寒い日が交互にやって来る三寒四温の季節。小白鳥の北帰行が始まりました。猪苗代湖近くの雪の解け始めた水田では、小白鳥たちが餌探し、旅立ちに向けて、体力作りに懸命でありました。子供たちも随分大きくなりましたナ。

裏磐梯からお見送りしますからネ。

 


裏磐梯風景写真  【春は近いか?】

3月になると晴れる日が多くなってきます。絵にかいたようなピーカンの日に猪苗代湖へ行ってきました。青い空にわずかに雲が漂い、観光写真の様な雪の磐梯山を見ることが出来ました。冬の猪苗代湖というと『白鳥』か『しぶき氷』が代名詞ですが、この日は白鳥もしぶき氷もなく、風のない穏やかな陽ざしでありました。

穏やかに晴れ上がり、ネコヤナギが芽吹き始めた湖岸は真近に春を予感させますナ。猪苗代が春めくと次は裏磐梯ですが、裏磐梯はまだまだ雪がタップリですヨ。

 

 


裏磐梯風景写真  【必ず・・になる】

寒い朝には霧氷が出来たり、靄が出たりすることが有ります。霧氷や靄に太陽光が当たると輝きますのでドラマチックな現象が見られることが有ります。「たりすることが有ります」とか「られることが有ります」と書くのはこういう現象に必ず出会えるとは限らないからなのですが、カメラマン氏の中には「必ず見られる日を教えて」という方が必ずの様におられるのですヨ。

このような方々は『霧氷や靄が必ず見られる日に、シャッターを押せば必ず良い写真が撮れる』と信じてやまない方々ですナ。しかし、何か大切なことを忘れておられるのではありますまいかネ?。カメラマン氏ならずとも人間は必ずという言葉に弱いのですナ。最近は『必ず○○します』という政治家や『必ず○○になります』と効能をうたうサギ商法を見かけるのは日常茶飯事ですものネ。

 

 


裏磐梯風景写真  【小説よりも奇?】

冬の晴れ間は、絵にかいたようなピーカンの日は少なく、空が見えても雲の多い日が多いのです。それでも、毎日の様に降雪が続くと雪の晴れ間は有難いものです。お日和の良い日は外仕事がはかどります。毎日がこうなって欲しいのですが、なかなかそうは参りません。

お天気もやりたい事も思い通りになるのならこんなに良いことはありませんが、人間世界ではなかなかそうはならないのですネ。それだから小説が生まれ、TVドラマが作られるのかもしれませんが、それにしても昨今は、日本でも世界でも小説より小説めいて、TVドラマよりドラマめいたニュースが沢山見うけられますナ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【風が吹くと桶屋が儲かる?】

天気が良いと氷が溶けて少しだけ水面が顔を出すことが有りますが、今年は氷が厚いため水面が見えるのはほんのわずかな場所だけでした。3月になり暖かな日が多くなると水面の見えるところが多くなりますが、今度は、雪や氷の表面が融けて汚くなってしまいます。両方が良いというのはなかなか無いものです。あれも良く、これも良くというのは人間の願望ですが、そうは問屋が卸してくれませんナ。しかし人間は『金も欲しい、時間も欲しい』等と欲張るものですヨ。

ところで、(実質賃金目減りによる)金と(過剰残業による)時間のない労働者に『月に一度、2時間を与えると全国的な消費が増え景気が良くなる』という触れ込みで先月から始まった「プレミアムフライディ」なる目論みは本当に目論みどおりになるものなのでありましょうカネ?。