都会では、住民の期待する天候は概ね同じなのでしょうが、雪国では、雪や吹雪が続づいた翌朝に地元民の気にするものと、スキーヤーやボーダー氏の気にするものと、ワカサギ釣り師が気にするものとカメラマン氏の気にするものは違うのですヨ。地元民は除雪のために降り積もった雪量を気にしますし、スキーヤーやボーダー氏はゲレンデ状態を気にし、ワカサギ釣り師は氷上状態を気にし、カメラマン氏は湖水の状態を気にしますナ。
同じ様に雪と氷の世界にいても、それぞれの関心はちがうので、天候に対する要望もそれぞれで異なるのですナ。暖かく穏やかな陽ざしの日を求める地元民、冷え込んでサラサラ雪のピーカンの日を求めるスキーヤーとボーダー氏、適度な温度で、お天気の日を求める氷上釣り師、猛烈に冷え込んで、湖が氷雪で閉ざされないことを望むカメラマン氏。一度にすべての要望に沿う天候は不可能なのですが、人は皆自分が望む天候気候になることを期待・願望しているのですネ。