うっそうとした杉やカラマツなどの林の中にはオニのように大きなシダ類が密生しております。森や林のように日陰がないとシダ類は育たないからです。震災後、復興需要が旺盛なためか、杉林やカラマツ林の伐採が盛んになりましたので、あちこちのシダ類の群生が消え始めました。 人間様にとって林は大切な財産なのですが、シダ類は何の経済的価値もありませんので、シダ類のことは全く無視をされ、林が伐採されてゆきます。そのうちに大きなシダは消えてしまうかもしれませんネ。
2014年06月
一覧
裏磐梯風景写真 【梅雨に降る霧】
梅雨だから当然雨も降りますし、霧も出ます。つまりお天気の悪い日が多くなります。お天気が悪くなると裏磐梯の風情は一層良くなるのですが、なぜか、反比例してカメラマンの姿を見かけなくなります。
誰もいない 霧のジュンサイ沼も中々良い風情なのでありますヨ。ペンションレラの周辺ではジュンサイ摘みが始まりました。一度ご覧なさいナ。
裏磐梯風景写真 【梅雨の花】
梅雨の裏磐梯で咲くヒオウギアヤメは都市の「菖蒲園」等での観賞用に育てられているわけではなく、野草として自生しているので、雑草に紛れていることも有ります。 この花は観賞用に他所から移植されたアヤメの様な派手さはないのですが、楚々とした気品がありますナ。 観賞用に他所から移植された外来種の花々も、種が飛んで自生し繁栄しているものもありますし、人間が持ち込んだ魚等もあり、最近は外来動植物に在来動植物の存在が脅かされることが有りますヨ。