今冬の1月、2月は朝夕に中々晴れることが少なく、晴れても直前に雲が流れてきて、日の出や日没の撮影にならないことが多かったです。そんな訳で、冬の朝夕に太陽を見ると,私などは「おてんとう様」と『様』付で呼んでしまいたくなりましたね。しかしながら真赤な夕焼けや朝焼けを期待して都会からやってきた多くのカメラマン氏は、つまらなそうな顔をいたします。裏磐梯ではいつでも空が真っ赤に焼けていると素朴に思い込んでいる方がけっこう多いですからネ。
風景写真ライブラリー
2013年03月一覧
今冬の1月、2月は朝夕に中々晴れることが少なく、晴れても直前に雲が流れてきて、日の出や日没の撮影にならないことが多かったです。そんな訳で、冬の朝夕に太陽を見ると,私などは「おてんとう様」と『様』付で呼んでしまいたくなりましたね。しかしながら真赤な夕焼けや朝焼けを期待して都会からやってきた多くのカメラマン氏は、つまらなそうな顔をいたします。裏磐梯ではいつでも空が真っ赤に焼けていると素朴に思い込んでいる方がけっこう多いですからネ。
雪国で最悪な天候は吹雪ですね。戸外では歩くことさえ困難になり遭難さえしかねません。それに比べれば冬の雨は、暖かさの兆しであり、雪崩の心配さえなければ住民にはおおむね歓迎されます。が、観光客、スキー客、アウトドア客、撮影客等からは雨も吹雪同様に嫌がられますナ。
普通は、吹雪のち曇り又は晴のち雨という具合に、気温の変化の順で天候が変わるのですが、最近は雨のち吹雪等と極端に変化する日が有ります。こうなると嫌われる天候のダブルパンチで観光客、スキー客、アウトドア客、撮影客からは総スカンです。動き様がなくなりますからネ。自然は、人間様に都合良くしてはくれませんですな。
何に見えますかね?。見る人に正確に伝えるのも写真ですが、見る人に様々に、想像させるのも写真ではないですかね(何も想像をさせない写真もつまらないですが・・)。風景写真であれ、非風景写真であれ、やたらと解説を付ける人がいますが、そういう意味で写真に解説は不用なのかもしれないですね。