明るさや、暖かさや、風のそよぎや、匂いまでもが『春です』と宣言しているような雪国、裏磐梯です。ここは1年の半分近くが冬です。雪に覆われる期間の長い雪国では春が一番好きという人が多いのもご納得頂けることと思います。これからが更に良い季節になってゆきますヨ。
風景写真
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裏磐梯風景写真【桜と提灯】
今年は全国的に花が咲くのが早いといわれておりましたが、まさかこんなに早く裏磐梯で桜が咲くとは予想しておりませんでした。気温の高い日が続いておりましたので開花が早まり、GW前に咲きました。桜が咲くと提灯をぶら下げるのが大好きな観光地は大慌てですネ。純粋に桜花だけを楽しみたい方々は提灯がぶら下がっていない今のうちが見頃・写し頃ですヨ。
裏磐梯風景写真【春の花】
春が駆け足でやって来ているといわれる今春は全国の桜や花々の開花が例年より早いとか。前回ブログ写真の湖氷はすでに溶けて無くなってしまい、湿地ではもう水芭蕉が咲き出し、裏磐梯でも猛烈な速さで春がやって来ております。水芭蕉は尾瀬では夏の花ですが、裏磐梯では春の花です。雪が融けるとすぐに多少の残雪が有っても湿地帯で健気に咲くのです。水芭蕉は都会の花屋さんでは売っておりませんし、都会の公園でも咲いておりませんので見るには咲いている所へ行くしかありませんが、見に行く価値は十分ある花です。高低差のある裏磐梯では一ケ月ほどの間見ることができます。
裏磐梯風景写真【冬名残】
前回のブログ更新時から急激に暖かな日や暑い日・初夏の陽気や夏の気温が続き、裏磐梯の雪や湖の氷が一挙に溶け、冬に途絶えていた南からの渡り野鳥の声も聞こえてきました。山奥裏磐梯の桜はまだまだですが、低地では桜が次々と咲いているとか。人間世界では戦争や、パンデミックや、物価高騰や、不景気や、人間の諍い等々、大から小まで「楽しくない出来事」が頻発しておりますナ。他方、自然の移ろいは、ギクシャクしながらも季節を動かし、人の心を癒し続けておりますヨ。「楽しくない出来事」が一挙に消えて無くなることはないでしょうが、せめて自然の力で心を癒されたいと願う人々が桜詣を楽しんでいるのでしょうネ。冬名残に囲まれながら春を焦れる裏磐梯です。
裏磐梯風景写真【帰郷】
暖かかった今朝、コハクチョウの北帰行が有りました。鳴きかわしながら快晴の空を飛ぶ様子はいかにも嬉しそうで楽しげでありました。待ちに待った帰郷の出発なのですからネ。寒気が再びやって来る予報もあります。気を付けて旅をして下さいナ。雪はまだまだありますが、北帰行が始まると雪国も春なのですヨ。