台風の被害もなく、日照りの苦しみもない裏磐梯では季節が順調に移ろっておりまして、台風や日照りで死者までが出ている地方の皆様には心からお見舞い申し上げる次第です。

野生動植物ばかりではなく人間様も涼しい自然の恩恵を享受しておる裏磐梯では、真夏の花エゾミソハギも順調に咲いてきましたヨ。

今年も極端な天候気候が頻発していますナ。自然界では大型の強い台風で荒れているというし、国界(会)でも荒れているとか。
民主主義発祥の地の国でも荒れていたくらいだから、民主主義後進国のわが国が荒れるのは仕方がないノカネ？

荒れ模様の各地から遠く隔たった裏磐梯界隈は今は静かでありますヨ。

お客様に気持ち良く過ごして頂く為に、今年もペンション内パブリックスペース床にワックス塗りを致しました。業者に依頼するのではなく、オーナー夫婦自身で心を込めて行っています。丁寧に汚れを取り、何回もワックスを塗るのです。労を惜しまず、毎年毎年、２０年以上続けて参りましたヨ。

他にも、雨の合間を見ながら、雑草を刈り、野菜畑を作り、花壇の手入れをし、芝生を整え、夏に向けての準備を進めております。

初夏の花ヤナギランが咲きはじめております。裏磐梯ではニッコウキスゲの様に大群落を作るほどではありませんが、そこそこまとまって咲きはじめると印象の強い花です。青い空と白い雲とは相性の良い色合いになりますナ。

この花が咲くと裏磐梯ももうすぐ夏です。皆さん夏の準備はできましたか？。ペンションレラも夏の準備が整いましたヨ。

ハクサンシャクナゲ群落に行ってまいりました。美しい花の中に甲虫が一匹、花粉を貪っておりました。お互いさまの関係とはいうけれど、虫と花とは「持ちつ持たれつの関係」なんですナ。食糧を得る虫と受粉の恩恵を受ける花。美しい花であろうとなかろうと、きれいな虫であろうとなかろうと地球に花と虫のいる限り続くのでしょうネ。

人間様にも「もちつ持たれつの関係」というものがあるはずなのですが、最近は見えづらくなってきたらしく不協和音が絶えませんナ。人間様だけがそんな関係を忘れているのかもしれませんネ。