空いっぱいの朝焼けはカメラマンならずとも出会った人は感動するのですが、よほどの早起き以外、ほとんどの観光客氏は白河夜船ですので、彼らに出会うことはまずありません。「早起きは3文の得」という諺が有るとおりに早起きをした人で、更に運の良い人しか出会えない光景だからですナ。大物を狙い朝早くから釣り場に通う釣り人や、朝焼けを求めてを早起きをするカメラマンの様に、世間では酔狂と呼ばれる人々だけが出会える光景なのかもしれませんネ。
世の中からは、なんと呼ばれようとも行動する人々がおるのですナ。
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空いっぱいの朝焼けはカメラマンならずとも出会った人は感動するのですが、よほどの早起き以外、ほとんどの観光客氏は白河夜船ですので、彼らに出会うことはまずありません。「早起きは3文の得」という諺が有るとおりに早起きをした人で、更に運の良い人しか出会えない光景だからですナ。大物を狙い朝早くから釣り場に通う釣り人や、朝焼けを求めてを早起きをするカメラマンの様に、世間では酔狂と呼ばれる人々だけが出会える光景なのかもしれませんネ。
世の中からは、なんと呼ばれようとも行動する人々がおるのですナ。
裏磐梯の今は野生春花のオンパレードです。目立つのは白いの、黄色いの、オレンジの、ピンクの花々ですが、足元の小さな花々も入れればさらに種類は増えてきます。
野鳥の鳴き声がバックグラウンドミュージックの様に響き流れております。花を楽しむにも、野党の声を聴くにも、滞在するにも、もちろん撮影するにもよい季節です。
「今年はレンゲツツジがきれい!」、「今年はヤマフジが一番!」、「今年はタニウツギがスゴイ!」とかまびすしい声が飛び交っております。今春は急激に暑くなったせいか、おそらく裏磐梯の住人が初めて見るくらいに、咲く時期が少しずつ異なる花々がひとときに咲き出したのですナ。
おかげで色々な花のコラボが見られますヨ。ヤマフジとタニウツギのコラボを撮影してみました。こんな撮影ができることが、良いことなのか悪いことなのかは、わかりませんがネ。
かつて、長瀬川沿いに黄色いサワオグルマソウが群生していて、春の渓流撮影にはベストマッチでありました。この風景の撮影をするために、数千人のカメラマンが押し掛け、渓流沿いを歩き回ったために、長瀬川沿いのサワオグルマソウは数年で消滅してしまいました。湿地に咲く天然の花は踏みつぶし続ければ再生しなくなることを知らない数千人のカメラマンたちによってです。野生植物の群落を見るたびに、強欲カメラマンたちによる野生植物の消滅を心配してしまいます。最近はクリンソウや水芭蕉の群落等も随分と踏み荒されております。
しかしながら、「野生植物群落が踏み荒らされないのは理想だけれど、自然が残ってお客が来ないより、多少(?)自然が減ってもお客が来たほうが良いではないか」 というのが大多数の関係者の本音の様です。5年前の原発事故以来、いまだに悪風評で観光客が減り続けている裏磐梯では難しい問題なのでもありますヨ。