夏が過ぎて秋が来る季節なのに、今年は日本中が台風に怯えております。台風は別名「野分」とも言います。大風がススキ野原を切り裂くように吹いてゆくことがあり、ススキとは相性が良さそうですヨ。
昨今の台風は、ススキ野原の野分どころではなく、都市さえも切り裂きそうですナ。
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夏が過ぎて秋が来る季節なのに、今年は日本中が台風に怯えております。台風は別名「野分」とも言います。大風がススキ野原を切り裂くように吹いてゆくことがあり、ススキとは相性が良さそうですヨ。
昨今の台風は、ススキ野原の野分どころではなく、都市さえも切り裂きそうですナ。
15 度を下回る日が増えて来て、少し色づいた木の葉が見られるようになりました。秋が近づいているようです。秋は穏やかに来て欲しいのですが、昨今は秋雨前線による大雨や大風や台風が秋を蹴散らすようにやって来ますナ。こんな時に、強風が吹くと、色づいたハッパはたちまち吹き飛ばされてしまいなくなってしまいます。色づいた紅葉をユックリ眺められる穏やかな秋になるのか、風や雨やに翻弄された秋になるのか、まだ誰にも分らないのですネ。
自然に関わりのある営みをしている人間様も、自然の恵みのみを当てにしている野生動物君たちも戦々恐々として自然の成り行きを見守っているのですヨ。
小さな祠にも旗が立てられ、秋祭りが行われております。子供神輿やら子供山車等、子供をダシにした大人の飲み会という側面がない訳ではないけれど、信心深い大人は勿論、無信心な大人も秋が来ると秋祭りにソワソワするという方々も多いようです。「豊年鎮守の神様の♪」と歌にもあるように、とりわけ農産地の日本人にはなじみの深い祭りという訳ですネ。
神や仏が有るならば、大震災や台風や崖崩れで大勢が死ぬことなどないはずなのですが、自然の猛威の前で無力な人間は神様や仏様にすがってしまうということなのですナ。
大雨で被害にあい、台風で被害にあい、地震と停電の被害にあう地方が有り、日本中が自然の猛威に振り回される昨今です。「地震・雷・火事・親爺」ですナ。東日本大震災でもいやというほど味わいましたが、「自然は美しい」等と愛でてばかりはいられない凶暴な自然も、自然だということを改めて認識しますヨ。地球規模の自然の話はTV世界の話なのですが、大きな自然災害にあうと足元の自然も、地球規模の自然の一部なのだと思い知らされますネ。
ところで、こちら足元の自然季節も着々と秋へ向かっておりますゾ。
前線が頭の上にあるとかで、9日間連続して降雨日です。雨季がやって来たみたいです。初めの頃は、沛然と降る雨に、詩情も感じますが、これだけ長引くと、飽きてしまいますネ。雨は渓流に流れ込み、渓流の水も濁っておりますが、コンクリートで覆われた都会ではないので、雨水が行き場を失って、氾濫するということはありません。来週には台風が再びやって来るとか。今夏前半は水不足が心配されたのですが、心配は過降水になりそうです。
それにしてもこれだけ降雨が続くと、野生動物たちも餌もよく獲れず、空腹でありましょうナ。農作物への食害が心配ですヨ。