今春の裏磐梯は、春の進み方自体がとても早く、芽吹きと雪解けが競い合っております。ツクシも例外ではなく、他植物とも、ツクシ同士でも競い合っております。春は新生活のスタートラインということで、新しい競争が始まる季節でもあります。張り切っている方がいる一方、疲れてしまった方もおられるかもしれません。新人の皆さん！。ツクシに負けずにガンバッテ下さいナ。

一般的に桜の咲く頃は木々の芽吹きは無いので、新緑に囲まれた桜は見られないのですが、高低差が有り様々な種類の桜が生育する裏磐梯では、場所によっては緑に囲まれた桜を見ることが出来ることがあります。青い空に輝く鮮やかな新緑とピンクの桜は爽やかな春そのものの色彩です。

皆さん！ご無沙汰をしておりました。良い連休を過ごされましたでしょうか？。国内では真夏日さえ出現した今年のＧWは、裏磐梯でも暖かな日に恵まれ、桜の開花も新緑の萌えもドンドン進みました。春全開と言っても過言ではありません。裏磐梯のGＷは冬枯れに近い様相の年も多いので、今年の様に春爛漫と重なるのは珍しいのですネ。しかも残雪＆新緑も見られたのです。至福の春です。これから更に春が進み、美しさが増す裏磐梯です。

春になれば雪が融け、新芽が吹き出し、花が咲くのですが、いつも順調にこうなるとは限らないのですネ。この３つが同時に起こることもあれば、順序が狂うこともあります。それが自然というものなのですが、都会の方々にはそれが不思議らしく、桜が咲いてから雪が降ったり、雪の中で新芽が吹いたりするとTＶニュースになったりします。中には「季節の順番が狂う日は何時か？」などという珍妙な問い合わせまであります。季節は順調に移ろってほしいのですが、最近は、地球温暖化の影響か、なかなか順調ではないことが多いですネ。それでも桜が咲きブナが芽吹くと幸せな心地になります。もうすぐGＷですのでブログはしばらくお休み致します。皆さん良い連休をお過ごし下さい。

明るさや、暖かさや、風のそよぎや、匂いまでもが『春です』と宣言しているような雪国、裏磐梯です。ここは１年の半分近くが冬です。雪に覆われる期間の長い雪国では春が一番好きという人が多いのもご納得頂けることと思います。これからが更に良い季節になってゆきますヨ。