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裏磐梯風景写真   【新名所?】

不動滝にも色々ありますが、小野川不動滝は、落差25メートル程の美しい滝です。駐車場から20分ほどでゆけますが、対岸に行って、写真の様に撮影するには、大きく回り込んだ駐車場から往復1時間半程歩かねばなりませんでした。今年、滝前にある旧トロッコ線路跡の橋げたの上に、しっかりした橋が出来ましたので、簡単に対岸での撮影が出来るようになりました。

 

 行政がカメラマンの撮影のためにだけに、こんなに立派な橋を作るわけは有りませんので、大勢の観光客誘致が目的であるのは明白です。立派な道路や、橋が出来て、便利になるのは撮影者にも有難いことですが、大勢の観光客でごった返すことになれば、 撮影どころではなくなります。ニッコウキスゲ咲く雄国沼や紅葉の五色沼の様になると撮影どころではありません。日本人は「猫も杓子も」と言う諺が大好きな民族の様です。春の花見山しかり、『八重のさくら』効果での会津若松鶴ヶ城しかりです。一挙に大勢の人が集まり、観光客にとっても、カメラマンにとっても、痛し痒しにならないことを願いますナ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【初夏?】

5月初めには雪が降っていたのに、今日はやや暑く早くも初夏の趣です。と言っても朝夕は肌寒く、日中でも木陰や建物の中は涼しく、心地よく過ごせております。

今年は春が極端に短かいという印象です。こんなに極端に、気候が変化し続けるなら、そのうちに春や秋はどんどん短くなり、やがて一年の半分は雪の冬、一年の半分は夏だけという気候になってしまうんではないかと心配してしまいますネ。

  今年は羽化の遅かった春ゼミが今、森の中で大合唱です。今年は渡って来るのが遅かった、野鳥のさえずりが、せわしげに聞えるのは 気のせいですかネ?。

 

 

 


裏磐梯風景写真   【虹】

今朝、日の出前、東の空に白っぽい虹が見られました。3ヶ所程色がついておりましたが、全般的には白っぽい半円です。虹は大抵太陽と反対方向に見えるのですが、まれに、今朝の様に太陽と同方向に見えることがあります。白っぽいリングですので、撮影ツアーに参加されたお客様の中にも気付かない方もおられました。

 風景撮影では日の出や日没等、自然現象も撮影します。カメラマンの中には日の出や日没での真っ赤な朝焼けや夕焼けのみが風景写真撮影だと思っている方がいるほどです。今朝は、そういう方には全く関心のない光景ではあります。

珍しい自然現象に遭遇した時に、自然の不思議さに感動する心が何よりも大切なんですヨネ。

 

 


裏磐梯風景写真   【野の花】

春が進み、裏磐梯でも色々な花が咲いて来ました。ついカメラを向けたくなります。写真撮影をする方の中には、ずいぶんと花の名前を気にする方がおられます。花の名前を知っているに越した事はないのですが、美しい花の名前を知っているからと言って、美しく写真が撮れるわけではありません。

花図鑑を作るわけでもないのだから、言葉ではなく、写真で花の美しさを伝えればよいのです。極端に言うなら花の名前も解説も必要ないのです。写真で示せばよいのだから「美しい花」等と言う、言葉による感動表示もいりません。黙って写真を見せればよいのです。

  

にもかかわらず実に多くの方が、解説や説明をしたがります。

 

 

 

 


裏磐梯風景写真   【ブナ盛り】

早くも梅雨入りした地方が有るとのことですが、裏磐梯はいよいよ春めいてきて、新緑盛んな季節です。様々な樹木が新緑に輝いています。

とりわけブナは晴れても雨でも美しい樹木ですナ。

ところが成長はとても遅いんです。桜は20年もすると幹の直径が20センチに位になるのですが、ブナは100年近くかかると言われています。200年クラスや300年クラスのブナも存在します。

100年近く生きてもナカナカ大成など出来ない人間様は 、ブナからはどんなふうに見えるんでしょうね。

 

 

 


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