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非裏磐梯風景写真   【称名滝・しょうみょうのたき】

先日、お供で立山の天然記念物「称名滝」へ行ってまいりました。雨降りでしたので、滝の近くにある橋の上は風雨が激しく、とても撮影どころではありません。落差が350メートルと言う滝は雨水と雪解け水が激しい音とともに落下し、風雨の水と飛んでくる水しぶき で、滝正面の橋の前ではまともに滝を見ることも出来ません。右隣には落差500メートルのハンノキ滝も落ちてきています。少し回り込んだ展望台からの撮影になりましたが、水しぶきがカメラにかからぬようにするのに苦労致しました 。

 これだけの水量がこれだけの高さから落下するのだから、滝壺が6メートルも有るというのも納得ですネ。「オラの滝は日本一だっちゃ」と地元の人が、鼻をひくひくさせるのもうなずけますナ。そんな訳でとてもワイルドな撮影体験をして参りましたヨ。

 

 

 


裏磐梯風景写真    【晴になれば】

一応梅雨なのに、一向に梅雨らしくない天候が続いています。雨であったり、曇りであったり、晴れであったりとめまぐるしく天気が変わります。例年よりお天気の日が多いのに、『天候不順』という事になる昨今、野性の花は季節の移ろいに身をゆだねるしかないのですが、野性の花の様に咲いたり、咲かなかったり、遅れたり等という具合に自然に身を合わせるという事の出来ない人間様達が「○○の花はどうなっていますか?」等と騒いでおります。

こういう時こそ、晴耕雨読という理想的な生活を試みるといいのですが、凡夫には中々難しく、晴れの多い今年は晴遊雨労という生活になリがちですナ。晴になればどこかへ行きたくなってしまいますネ。

 


裏磐梯風景写真   【霧は何時出るの?】

すでに梅雨の明けた地方が有る一方、ようやく梅雨入りした裏磐梯。 植物達も、野性動物達も、もちろん人間様も雨を待ち焦がれておりました。今年の様に気候変化が遅れるのは困りますし、極端な気候変動も困ります。

 都会では梅雨が遅れると、暑さの問題や、渇水の問題が取りざたされますが、こちらでは自然異変が心配になります。が、写真の事しか頭にないカメラマン様からは「霧は何時出るんですか?」とのお問合せが頻繁です。梅雨時は霧が出やすいのですが、何時出るかはわかりかねます。都会の方は、気象予報で何でも予想できるとお考えの方が多い様ですナ。「雨が降らずに霧だけ出る日を教えてほしい」等の御質問は本当に困ります。雨を待つ人、霧を待つ人、お天気を待つ人、色々です。自然にお任せをするしかありませんヨ。

 

 

 


裏磐梯風景写真   【嫌われ者?ウツギ】

春の花達が終わっても、「これから」と存在感を誇示しているのは初夏の花達。ピンクの花,ウツギと白い花のアジサイの仲間たちがそこいらじゅうで満開です。あまりに多すぎるためなのか、色彩のせいなのか、レンズをむけるカメラマンもほとんど有りません。

ピンクの花のウツギは地元では縁起の悪い花とされていて、盗掘をされなかったうえに、もともと丈夫なためか、民家の庭を除いたそこいらじゅうで咲き誇っております。迷信人間様に嫌われて繁栄する花達もあるんですネ。人間様に好まれて盗掘される花々とどちらが幸せなんでしょうかネ?。

 

 


裏磐梯風景写真   【千の雲になって】

「千の雲になってあの大きな空を吹きわたっています♪」 思わず歌いたくなるような雲です。 野性の動植物達には迷惑なカラ梅雨の今年は、きれいな雲を沢山見ることが出来ました。

春の花達もあっという間に咲き、あっという間に散ってしまいました。暑い陽射しにせかされて、春が極短く終わり、暑い夏が始まりそうです。

 

 

 

 

 


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