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裏磐梯風景写真   【一番良い時期?】

「豪雪」と言おうか、「大雪」と言おうか、日本各地、いや世界各地で、妙な降雪があるみたいですな。裏磐梯では雪が大量に降って『数か月の雪シーズン』に入り、雪景色の撮影やウィンタースポーツは盛期にはいった訳で、裏磐梯に来るには何時でもござれなのですが、相変わらず、『冬は何月が一番良いのですか?』と言う問い合わせが有るのです。「せっかくそちらに行くのだから、一番良い写真の撮れる時期は何時ですか?」と言う質問は「せっかくそちらに行くのだから、一番楽しく スキーを滑れる時期は何時ですか?」と言う質問と同じで、「あなたにとっての一番良い時期」等地元の人間にもわかろうはずもないのですが、地元の人間が一番良く知っているはずだとお問合せがあるのですネ。

 

あえて言えば『一番良い時期』等と言うものはシーズンが終わってから、あれこれ指摘できるものなのですが、どうにも人間様は、始まる前に「せっかくそちらに行くのだから、一番良い時期」と聞きたがりますナ。そんなことを御宣託するのは誰にも無理と言うものなんですヨ。昔から言うではありませんか。一番良い時期とは『思った時が吉日』とネ。

 

 

 

 


裏磐梯風景写真   【適度にお願いしますヨ】

 数日雪が降り続き,、降り終わるとサッサと融け始めたりして、にわかな大雪に雪国住人はキリキリ舞いさせられました。

「適度に降って下さいな」 と思わずボヤきたくなってしまいますナ。最近は大雨とか大雪とか、とかく『大』の付く自然現象が多いとは思いませんかネ。 

 


裏磐梯風景写真  【冬が来た♪・・・】

晩秋と初冬を行ったり来たりの風景が突然の大雪で一挙に冬景色になりました。鳥達はあわてたでしょうし、野性動物達も「冬突入」と緊張していることでしょう。

スキー場は「待ち焦がれていました」とばかりに『ゲレンデオープン』のお知らせを下さいました。「突然やって来た冬」に人間様もあわてたり喜んだり致しておるわけですナ。

 

 


裏磐梯風景写真   【詩情溢れる・・・】

初冬の今頃は、ここかしこで『詩情溢れる風景』に出合います。お客様の中には「どれが詩情なんですか?」、「何処を撮影したら詩情が写るのですか?」とトンチンカンな質問をされる方もおられます。

「○○ミリのレンズを使って○○を撮りなさい」式の指導をされている方が本当に多いらしく、『物語を感じるように』とか『詩情を感じるように』とかのアドバイスは全く理解が出来ないようです。

 滝だとか写り込みだとか具体的な被写体しか見えない方が随分と多いようです。せっかくのシーズンなのでじっくり被写体を探したいものですネ。

 

 

 


裏磐梯風景写真  【甘い言葉】

「うまい儲け話が有る」という話に乗って大金を巻き上げられる事件が後を絶ちません。経済界で活躍して来た方なら、「世の中、そんな簡単に金もうけが出来るわけがない」と冷静におっしゃいますが、世の人は『甘い言葉』に弱いようですネ。そんな経済に聡い方でも、ことが写真撮影となると自然の旬でない時期でも「良い写真ポイントに連れて行け」とおっしゃいますし、「連れて行く」等と言われれば一もなく二もなく参加してしまいます。自然撮影は『自然の旬の時期』に撮影するのが沢山の作品を作れる極意なのです。腕が悪ければ悪いなりに、腕が良ければ更に良い作品作りが出来ると言う訳です。魚釣りをした事の有る人ならば、魚の食い盛っている時期に釣りにトライすることが大漁に繋がる事を知っています。

『世の中そんなに甘くはない』と常々おっしゃっている方をしてもかくのごときです。人間は本当に『甘い言葉に弱く、甘い言葉をもとめるもの』なのですナ。本当は『辛い言葉』こそ大切なのですが、特に商売の場合は『辛い言葉』は嫌われますネ。 

そういえば蛍を誘う時に歌うではありませんか、「こっちの水は甘いぞ♪、そっちの水は辛いぞ♪」。これは蛍のことではなく、人間様を誘う時のことなのかもしれませんゾ。 

 

 

 

 

 

 

 


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