梅雨の裏磐梯で咲くヒオウギアヤメは都市の「菖蒲園」等での観賞用に育てられているわけではなく、野草として自生しているので、雑草に紛れていることも有ります。 この花は観賞用に他所から移植されたアヤメの様な派手さはないのですが、楚々とした気品がありますナ。 観賞用に他所から移植された外来種の花々も、種が飛んで自生し繁栄しているものもありますし、人間が持ち込んだ魚等もあり、最近は外来動植物に在来動植物の存在が脅かされることが有りますヨ。
ペンションレラ
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裏磐梯風景写真 【老木】
降り続いた雨で増水した水は水際の巨老木の根元も洗い流してしまったようです。まだ何とか姿勢を維持しているこの木はあとどのくらい立っていられるのかしらん?。次の大雨を乗り切れるかしらん?。
美しい自然は時に厳しい現実を見せつけて、美しさに浮かれた気持ちを戒めるのですヨ。
裏磐梯風景写真 【絶滅危惧種】
今年も、森の中の水辺の木の枝に、丸い餅がぶら下がった様になっているのが見かけられます。梅雨に入りモリアオガエルが水辺の木の枝に卵を産みつけたのですネ。 このモリアオガエルも水辺とその上に張り出した樹木という環境が破壊されて少なくなってきていますし、清水の流れるお穏やかな日陰簿湿地という環境が破壊されてきているクリンソウと共に絶滅が心配されているのですが、ほとんどの人は無関心です。せいぜい風景カメラマンが撮影に夢中になって踏み荒らすのが関の山ですナ。 多くの日本人が絶滅に大きな関心を示すのは、マグロやウナギなどの食い物の話の時だけですネ。