『人気撮影地は類似作品が多く魅力を感じない』と某有名写真家が某写真雑誌に書いておりましたのは、人気撮影地の有名被写体ばかりを撮影しているカメラマン氏が多いためかと思っていたら、「有名撮影ポイントにばかり連れて行く撮影ガイドが悪い」とのご意見が有りました。それはそれで一理あるのかもしれませんが、それならば有名撮影ポイントにしか案内しないガイドに頼らない撮影をすれば良いと思うのでありますヨ。あるいは、沼と言えば〇〇沼、渓流と言えば〇〇川、桜と言えば〇〇の一本桜というようなワンパターン撮影や記念写真撮影を止めるのも良いと思うのでありますナ。仮に有名ポイントに行ったとしても、見たことのあるような被写体ばかりを、見たことのある構図や画角ばかりで撮影しないで、自分のオリジナルな被写体を見つけて自分なりのオリジナルな構図や画角で撮影すればよいのではありませんかネ。

裏磐梯では気温がグングン上がり風景がドンドン変化しております。春の表情が千変万化しております。この春は『新鮮被写体』を捜して撮影してはいかがですかナ。

今日も今日とて快晴高温度。ペンションレラ前の桜も満開になりました。食堂の窓から撮影致しました。

昨年より１週間早い満開ですネ。

良いお天気が続いておりましたが、本日は真夏の様な暑さがやって参りました。咲きかけの花も一時に咲いてしまいました。残雪が融け終わる前に咲いてしまいましたナ。

残雪と桜のコラボも見られましたが、花はアットいう間に散ってしまうのでしょうかネ。異常な寒さと異常な暑さという極端な気候のなせる業ですナ。

毎年のことですが、桜が咲き終わった都会から裏磐梯へ上って来たほとんど人が、残雪の多さに驚きますネ。道路の雪解け水が夜間に氷るので、観光道路は夜間通行止めになっております。

残雪の中でも水芭蕉は花咲きますが、残雪後は桜が楽しみです。

暖かな日が続き、随分残雪が融けて雪崩を引き起こしておりますが、残雪の下からフキノトウが顔を出しておりました。顔を出したばかりのフキノトウは人間の親指ほどの大きさで、残雪が解けて、フキノトウからから離れるほどフキノトウは大きく成ります。

フキノトウだけならば、全国いたるところでみられるのでしょうが、残雪とフキノトウのデュエットは雪国ならではの小さな春風景ですネ。